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デッサン力の上達に
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デッサン力上達に向けて
たまに、絵画やイラストを描くのに生まれつきの才能を持っているかのように見える人がいます。確かに、生まれつきデッサン力や表現力に長けた人も稀にいますが、デッサンが上手な人のほとんどは、「デッサンが好きである」という、デッサン力上達のもっとも大きな力の源を持っています。デッサンが好きだというのは、それだけ自ら進んでデッサンする機会を多く得ているということですね。つまり、「描けば描くほど上達する」のだと言うことができます。
デッサン力をいち早く上達させるために、デッサンのノウハウや知識、技術などを覚えることも大切ですが、やはり上達するには何よりも「実際に描く」のが一番でしょう。実際に知識だけでは気付けなかったコツなども、描くことによって得られることが多いものです。デッサン力を上達させたければ、とにかく沢山デッサンしてみましょう。
自宅でできる、デッサン練習
デッサンの大きな魅力の一つは、そのお手軽さにあります。鉛筆の種類や木炭の種類、紙の種類や用いる画材など、それこそ選び出したら切りがありませんが、デッサンは基本的に紙と鉛筆さえあればどこで行うこともできます。自宅の机の上に紙を敷き、鉛筆を手に取れば、その瞬間からデッサンを始めることができるわけです。場所を問わずに気軽に取り組めるこのデッサンの魅力を活用し、空いた時間などにさっとデッサンを描いてみる癖をつけるのも、デッサン力上達には効果的でしょう。
自宅の電話での通話中に、鉛筆を片手にメモ用紙へと何気なく落書きをした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。些細なことですが、こういったことの積み重ねが経験となり、自分の力となるものなのです。
デッサンに関連した参考書
では、デッサン力上達の助けとなる参考書をいくつか紹介してみましょう。
「スーパー鉛筆デッサン─わかりやすい基本の基本徹底ガイド」
絵画技法研究会によるこの本は、デッサンの基本から実践的な手法までを網羅し、特に初心者にとっては非常に勉強になる内容になっているのではないでしょうか。用例も豊富に取り上げられ、デッサン、造形などの総合的な基礎知識が、非常にわかりやすく解説されています。
「造形の基礎を学ぶ─本の線から広がるデッサンの世界(美と創作シリーズ)」
京都造形芸術大学、藤村克裕氏著のこの本は、デッサンの基礎はもとより、より技術的な面について丁寧に解説されています。また、様々な作品を例として紹介し解説することによって、デッサンの基礎、基本を、具体的に説明しています。
「脳の右側で描け」
ベティ・エドワーズ氏著、北原孝一氏翻訳のこの単行本は、デッサンに対し非常にユニークな視点から考察し、言及しています。基礎を学び、自分なりの表現を得てからこの本を読むと、さらにデッサンの新たな魅力を発見できることでしょう。世界的ロングセラーとして、有名な一冊です。