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デッサンの基礎技法マチエールと画肌について
「マチエール」、「画肌」、ともに聞き慣れない言葉かも知れませんが、これはそれぞれ「絵の表面の質感」を指します。テクスチュアとも言われ、色合いや艶、マッチなどで多彩な変化をつけることが可能であり、描き手の個性がもっとも現れる部分でもあります。
画面の質感を表現する手法は、それこそ多種多様であり、一概にどれが一般的であるとは言えません。画面を擦ったり、削ったり、叩いたり、メディウムを使用して凹凸感を与えたりと、人によって表現の手法は異なります。たとえば壁一つを描くにしても、鉛筆を押し付けて壁の質感を表したり、全体をナイフなどで擦って(削って)質感を表したり、鉛筆や木炭を削ったものを画面に振り掛けたりと、それこそアイディア次第では無限にマチエールの表現は生まれてきます。デッサンの基本を抑えたら、こういったところで独自の個性を表現していきたいところです。