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デッサンの基礎技法

トリミングと構図について

トリミングというのは、絵の対象をどのようにして構図の中に取り込むかと考えることを言います。たとえばリンゴ一つ取っても、まずはそれをどのような視点で描くか考えなければなりません。遠方から描くのか、接近して描くのか、紙の右側に描くのか、それとも中央に描くのかなど、モチーフをどのようにして構図の中に取り入れるかによって、絵の仕上がりにおける印象が大きく変わってきます。

トリミングをする時は、用紙の大きさやモチーフの大きさなどを考慮に入れ、バランスよく構図することが大切になります。適当な距離でモチーフを捉え、それを画面の真ん中を中心として描くことが理想とされますが、敢えてバランスを無視して遠めに描くことで虚無感や孤独感、静寂を表現したり、また逆に極度に近い位置からモチーフを描くことで圧迫感や緊迫感を表現したりなどもできます。