デッサンを学びたい! > デッサンの基礎技法 > 明度とコントラストについて
デッサンの基礎技法明度とコントラストについて
明度とコントラストは、絵の全体的な印象を決定付ける重要な要素です。モチーフをデッサンする初期段階で大いに関連してくる作業であり、最終的な仕上がりの印象までを決定付けてしまうものなので、明度とコントラストをどれだけ上手に操作するかが、作品の仕上がりに大きく関わってくると言えます。
一つの構図の構想を練ったら、まずは全体的な明度、コントラストを頭の中で思い描いてみましょう。この際、白、黒、中間色の三つの色合いから全体像を認識してみると、デッサンがまとまりやすくなります。白、黒、中間色のバランスを思い描いたら、さらにそれらを三分割してみましょう。白の明度を三分割に、黒の明度を三分割に、中間色の明度を三分割にといった具合です。こうすることによって、モチーフが持つ立体感や存在感にメリハリを持たせることができます。こういった大まかな明度、コントラストから、更に細分化するといった作業は、画面の秩序やバランスを認識する上で、大いに役立ちます。