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デッサンの基礎技法パースペクティブと遠近法について
さて、では実際にデッサンを始めるに当たり、まずは単純な立方体から取り掛かってみましょう。六面の四角い平面からなる単純な立方体を描く際、算数の教科書に出てくるような立方体を描いてはあまりにリアリティーに欠けるものとなってしまいます。ここで肝心なのがパースペクティブ、つまり、遠近感です。
たとえば一つの単純な立方体を真正面から観察した場合、立方体は視線から真っ直ぐに奥へと集束する形となります。決して、両側の面は平行にはなりません。また、立方体を斜めから観察した場合も同様に、奥へ向けて一点に集束する形で見えることになりますが、この場合は視線から立方体の二面が実際に見えているので、見えている二面が均等に正しく奥行きを得ていなければなりません。前者は一点透視図法といい、後者は二点透視図法といいますが、デッサンをする際はこの「奥行き感」を正しく描き出す力が不可欠となります。