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デッサンの基本

形の正しい認識

デッサンを描く上でもっとも基本となるのが、「モチーフの形を正しく認識する」ということです。物の輪郭や大きさ、幅などを正しく認識することが、上手なデッサンを描くための第一歩と言えるでしょう。「物」には大きく分けて四つの要素があります。一つは「立方体」という概念であり、これは物を認識する際の基本中の基本となります。

次に「球」です。輪郭で表すと円となるこの「球」は、物の基本的な形の中でももっとも大きな幅を持ち、安定と不安定の両方を兼ねています。さらに「円錐」があります。輪郭としては、底辺の楕円と二本の直線から成ります。最後に「円柱」ですが、これは角度や視点により奥行きが失われることで、表現が難しくなります。

この四つの基本形を正しく認識し、これらを組み合わせることによって様々な形を再現することが可能となります。どれだけ複雑な構造を持った物でも、これらの基本形と曲線を組み合わせることによって再現することができます。